ホーム > それいけ!アンパンマン > アンパンマンは、顔を渡すたびにエネルギーが落ちていくんです。落ちていくけれども、それをせずにはいられないんですね。自分が犠牲になることもあるけれど、困っている人を助けずにはいられない。 【 関連の名言集もチェック! 】 - 作品・キャラクター:それいけ!アンパンマン, やなせたかし - テーマ:ヒーロー, 優しさ・思いやり, 元気・健康, 才能, 正義 Twitter Facebook LINE このアニメ名言は気に入りましたか?最高! () ★人気の関連名言はこちら★ ほら煌めくよ 君はやさしいヒーローさ 正義とは実は簡単なことなのです。 困っている人を助けること。 ひもじい思いをしている人に、パンの一切れを差し出す行為を「正義」と呼ぶのです。 アンパンマンを書くようになって、ぼくがはっきりと伝えたいと思ったのは本当の正義だったのです。 ケンカに勝った方が正義だから、どちらが本当に正しいのかは判断できない。そこで、揺るぎのない正義があるならどんなもんだろうと考えたら『飢えている人を助ける』ことなんじゃないかと思い至ったんです。 そうだ恐れないで みんなのために 愛と勇気だけがともだちさ マントはそれぞれちがうけど こころは似てるなかよしマン! パンの仲間のきょうだいさ おんなじ釜の熱い火に 焼かれてできたぼくらだよ くじけはしない燃えるたましい 困っている人、飢えている人に食べ物を差し出す行為は、立場が変わっても国が違っても「正しいこと」には変わりません。絶対的な正義なのです。 子供が川で溺れていたら、自分は泳げなくても飛び込んでしまうような衝動というのが本当の正義じゃないかと、チリ一つもつけずに悪を退治するヒーローはカッコよすぎなんじゃないかと感じていたんです。そこで飢えた人に自らの顔を差し出すちょっと頼りない正義の味方を描いた。 正義は或る日突然逆転する。正義は信じがたい。逆転しない正義とは献身と愛だ。それも決して大げさなことではなく、眼の前で餓死しそうな人がいるとすれば、その人に一片のパンを与えること。これがアンパンマンの原点となる。 戦争中、何が一番辛かったかと言えば食べるものがないことだったし、飢えた人を助けるのが正しいのはどこも逆転しない。そこで、『飢えに困った人を助けるヒーロー』がいたらいいなと思ったんです。 コメントを残す コメントをキャンセル