「 空の境界 」 の名言集
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…罰っていうのは、その人が勝手に背負うものなんだと思うんだ。その人が犯した罪に応じて、その人の価値観が自らに負わせる重荷。それが罪だ。良識があればあるほど自身にかける罰は重くなる。常識の中に生きれば生きるほど、その罰は重くなる。
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だっておかしいじゃないか。人間が見れるのは外見だけだろ。それを見てくれたおまえはいらなくて、心なんて見えもしないモノを見てくれなきゃイヤだ、なんて普通じゃない。普通じゃないって事は異常ってこと。ほら、おかしい話じゃないか。そいつもさ、心を見てほしかったら紙に書けばよかったのにね。臙条。おまえ、そいつと別れて正解だよ
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私は何者でもない。ただ結論が欲しい。 この、醜く汚く下衆で蒙昧な人間共。奴らが死に絶えた後、 歴史にそれしか残されないのなら―その醜さこそが 人間の価値だったのだと結論できる。 醜く、救われない存在こそが人間なのだと、 私は安心できるのだ
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どうして誰も教えてくれなかったんだ、、、誰かを殺すということは、、、自分も一緒に殺すんだっていう、単純な現実を、、、
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作品・キャラクター: 白純里緒, 空の境界
テーマ: 日常・現実, 短文・短い・一言(ひとこと)
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―それは ほんとうに 夢のような 日々の名残。
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作品・キャラクター: 両義式, 空の境界
テーマ: 夢, 短文・短い・一言(ひとこと)
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ああ。人を殺せるのは一度だけだ。そこから先はもう意味のない事になる。 たった一度きりの死は、大切なものなんだ。 誰かを殺してそれを使いきった者は、永遠に、自分を殺してあげることができない。 人間として、死ねないんだ
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―風は止んだし、合図も鳴った。 さあ―そろそろ本気で走りはじめなくちゃ―
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作品・キャラクター: 空の境界, 臙条巴
テーマ: 本気, 短文・短い・一言(ひとこと)
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「あたりまえのように生きて、あたりまえのように死ぬのね」 ああ、それは― 「なんて、孤独」
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作品・キャラクター: 両義式, 空の境界
テーマ: 孤独, 生きる, 短文・短い・一言(ひとこと)
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いいかい?傷は耐えるものじゃない、痛みは訴えるものなんだよ。
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作品・キャラクター: 空の境界, 黒桐幹也
テーマ: 痛い, 短文・短い・一言(ひとこと)
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おまえもホラーというものが解っていない。人を恐怖させる物の条件は三つ必要だって知っているか?一つ、怪物は言葉を喋ってはならない。二つ、怪物は正体不明でなければいけない。三つ怪物は、不死身でなければ意味がない
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語るまでもない。私が幾度となく争ってきた想念、荒耶が敵とみなすモノは、救いきれぬ人間の性である。
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作品・キャラクター: 空の境界, 荒耶宗蓮
テーマ: 人間とは, 短文・短い・一言(ひとこと)
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つまるところ、自分さえ生まれなければ、世界(ワタシ)はこんなにも平和だった
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作品・キャラクター: 両義式, 空の境界
テーマ: 平和, 短文・短い・一言(ひとこと)
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生者と死者の違いなんてのは、そう。煙草が旨いかどうかの違いだろ
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作品・キャラクター: 空の境界, 蒼崎橙子
テーマ: 命, 短文・短い・一言(ひとこと)
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いまの人間は分かれすぎて、すでに計測不可能なほどの属性と系統になってしまった。だから大元に到達できない。 属性と系統。言い換えれば宿命か。数式と同じで、そういう能力と役割を与えられて、そうした結果を出す人生。そうした結果しか出せない人生。当たり前だ、設計図にはそういった能力しか付与されていないんだから。それを宿命だというのなら宿命だろうさ。霊長わたしたちは複雑になりすぎた。万能を求めるあまり、色々な能力を付属させた結果だ。人間を構成する情報である遺伝子は、たった四種類の塩基に過ぎない。けれどその四種類の塩基が折り重ねる単純な螺旋が、計測不可能になる、なんていう矛盾に陥ってしまった。故に解析することはできない。大元に辿り着くことは、現代の人間からでは不可能なんだ。
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…そろそろ行くわ。 ねぇ、黒桐くん。あなたは本当に何も望まなかった。 白純里緒と対峙した時も、死と隣り合わせだったのに中立を選んだ。 わたしには、それが不思議で仕方なかったの。あなたは今日よりもっと楽しい明日がほしくないの?
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偶然というのは神秘の隠語だ。知りえない法則を隠す為に偶然性という言葉が駆り出される
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作品・キャラクター: 空の境界, 蒼崎橙子
テーマ: 奇跡, 短文・短い・一言(ひとこと)
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認めろ荒耶。私達は誰よりも弱いから、魔術師なんていう超越者である事を選んだんだ
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作品・キャラクター: 空の境界, 蒼崎橙子
テーマ: 短文・短い・一言(ひとこと)
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生きていく為には娯楽がいる。ただ生きるだけでは、機械と同じですから。
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作品・キャラクター: 玄霧皐月, 空の境界
テーマ: 生きる, 短文・短い・一言(ひとこと)
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ここは私の居たかった場所じゃないんだ。 -早く、帰らなくっちゃ。 自分の家、私の帰るべきあの場所へ。
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作品・キャラクター: 両義式, 空の境界
テーマ: 悩み・不安, 短文・短い・一言(ひとこと)
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学んだ結果で資格を得るんじゃなくて、資格を得るために学んでいる。だから資格を手に入れた時点で、学んだ事の意味が消えちゃうの。これだけ学びましたっていう証拠に成り下がった資格なんて、契約書みたいなものでしょう。意味による堂々巡りの鬩ぎ合いよね。
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アレはね、運転技術を習得しましたっていう契約書なの。大事なのは学んだことなのに、目的が入れ替わっちゃってるでしょ、この国って。
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作品・キャラクター: 空の境界, 蒼崎橙子
テーマ: 愚痴・悪口・皮肉, 短文・短い・一言(ひとこと)
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たとえば雨。霧のように降りしきる放課後。たとえば夕暮れ。燃えるような教室の景色。たとえば雪。初めてあった白い夜と、黒いかさ。きみがいて、わらっているだけで、幸せだった。安心できて、不安なのに。きみがいて、あるいているだけで、嬉しかった。一緒にいれて、一緒じゃないのに。ほんのひととき。その木漏れ日が暖かそうで立ち止まっただけ。けれど、いつか同じ場所に居られるよときみはわらった。……その言葉を、ずっと、誰かに言ってほしかった。―それはほんとうに夢のような日々の名残。
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人間は、一人一人が全く違った意味の生き物。ただ種が同じだけということを頼りに寄り添って、解り合えない隔たりを空っぽの境界にするために生きている。そんな日がこないことを知っていながら、それを夢見て生きていく。
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生きているのなら、神様だって殺してみせる
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作品・キャラクター: 両義式, 空の境界
テーマ: 生きる, 短文・短い・一言(ひとこと)
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・・・私は顔を上げてヤツの死を視る。無くしてしまうのはわかっているきみが信じてくれたものや、きみが好きだといってくれた私を。わかっていても、私はヤツを殺すことにした。それで今までの自分がみんな消えてしまうとしても、きっと誰も傍にいてくれなくなるだろうけど。 それでも??それでも私は、おまえを殺したこいつが許せない??
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どうか。君と君を囲むこの世界が、これからも幸せでありますように
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作品・キャラクター: 空の境界, 黒桐幹也
テーマ: 幸福・幸せ, 短文・短い・一言(ひとこと)
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空いた穴は、何かで埋めるしかない。記憶ではなく、今を積み重ねて、新しい自分を形成していくしかない。
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作品・キャラクター: 空の境界, 蒼崎橙子
テーマ: 決断, 短文・短い・一言(ひとこと)
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今の自分を信じていなくちゃ、幸福な未来なんて、やってこない。
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作品・キャラクター: 瀬尾静音, 空の境界
テーマ: 幸福・幸せ, 未来, 短文・短い・一言(ひとこと)
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境界は不確かだ。定めるのは自分だというのに、決めるのは外側になっている。なら初めから境界なんて存在しない。世界は全て空っぽの境界でしきられている。だから、異常と正常を隔てる壁なんて社会にはない。───隔たりを作るのはあくまでも私達だ。
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お前を消せないのなら────雨にうたれて、ただ一度、儚げに笑って。────わたしが、消えるしかない
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作品・キャラクター: 両義式, 空の境界
テーマ: ネガティブ(後ろ向き), 短文・短い・一言(ひとこと)
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ああ。―それでも、この心は本物なんだよ
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作品・キャラクター: 空の境界, 臙条巴
テーマ: 心, 短文・短い・一言(ひとこと)
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報われないね。永遠なんて何処にでもあるっていうのに
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作品・キャラクター: 空の境界, 蒼崎橙子
テーマ: 愚痴・悪口・皮肉, 短文・短い・一言(ひとこと)
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なにもかもを受け入れるのなら 傷はつかない。 自分に合わない事も。 自分が嫌いな事も。 自分が認められない事も。 反発せずに受け入れてしまえば 傷はつかない。 なにもかもをはねのけるのなら 傷つくしかない。 自分に合ってる事も。 自分が好きな事も。 自分が認められる事も。 同意せずにはねのけてしまえば 傷つくしかない。 ふたつの心はガランドウ 肯定と否定の両端しかないもの。 その中に、なにもないもの。 その中に、私がいるもの。
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間は救いきれぬ。生きていく以上、どうあっても報われぬ者が出てしまう。全ての人間は幸せになどなれぬ。ならば救われなかった人間とは何だ。その一生は何をもって報われるのか。 答えはない。無限と有限に等しいのだ。救われぬ者がいなければ、救われる者が吐き出されない。ならば救済など、ただ巡るだけの金貨と同じだ。 人問は救われない。世界に救いなどない。だから死を記録しようと思った。物事の最後までを記録して、世界の終わりまでを記録して、一から最後までを検分する。その上でなら、一体何が幸せだったのか判別がつくだろう。 報われない者も救われない者も、その全てを一から見なおす事ができるのなら―何が幸福と呼ばれるものかを判断できる。世界が終わった後、この出来事こそが人間の意味だったと解るのならば無意味に死んでいった者達にも、総じて意味が与えられるのだ。故に世界が果てれば、人は、人間の価値というものを検分できる。 それだけが―唯一、共通の救いである。