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たとえ血を流しても、体を引き裂かれても、大切な人のために命を懸ける、それが真の聖闘士。 父さんと母さんを守るために、僕はお前を倒す。
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ドラゴンの聖衣はね、父さんが仲間たちと命懸けで戦った証なの。
龍峰、あなたも戦い抜いたんでしょ。
かけがえのない仲間たちと。
貴様の父、ドラゴン紫龍は、自らの目を犠牲にし、このメデューサの盾を打ち砕いたというが…人のため、その甘さゆえに今では五感を失い、ただ座しているのであろう? フン! 愚かな男よ/
違う! 人のために生きる、それが聖闘士だ!! （ミルファク/龍峰）
これぐらいで勝ったと思っちゃいない。
守りたいものを守るために懸けたその命。そう安くはないだろう。
俺たちは命を懸けて戦ってきた!
地上の愛と平和のために!
聖闘士の戦いに終わりはない。
地上の愛と平和のために戦う希望の闘士。それが聖闘士。
八つ裂きにされようと、手足をもがれようと、俺は戦い続ける。この命ある限り!
フッ、怖いだと。笑止なことを。
このフェニックス。恐怖、苦しみ、痛み、悲しみ、絶望。
そのような惰弱な感情はとうの昔に捨て去った。
俺に残るのは、戦いの地獄に落ちた修羅の心一つのみ。
ゆえに、俺は戦い続ける。この命が尽きるその瞬間までな!
あなたには聖闘士の責任を果たすべく、覚悟がない!
聖闘士として命を懸けて闘う覚悟が!!
それがあなたの迷い!!!
この世に憎み合い、殺し合うことが絶えずある…親子であっても兄弟であっても…
だが、まだ汚れを知らぬ頃、子は親を慕い、兄弟は互いに信じあっていた。
そしていつしか運命のいたずらに
よって互いに憎み合い、殺し合うようになった時でも誰しもかつて愛し合い、信じあった頃を忘れてはいない…
今もそうありたいと願っているはずだ。まして、この世に二人きりの兄弟ならばなおさら…
お前の命の絶えるまで、俺の怒りが消えることはない!!!!