ホーム > 三月のライオン > そう言って 踊るように僕の手を引いて 彼女は ぐんぐんと 歩き出す ――そして 僕は…… どんなに 泣いても 苦しくても 決して意思を曲げなかった この小さな勇者に 心の中で もう一度 小さく 忠誠を 誓った 【 関連の名言集もチェック! 】 - 作品・キャラクター:三月のライオン, 桐山零 - テーマ:好き, 約束, 苦難・苦労・苦しい, 過去, 長文 Twitter Facebook LINE このアニメ名言は気に入りましたか?最高! () ★人気の関連名言はこちら★ かなわない!! またしても中学生に気を使わせてしまった はげましに来たのに気をつかわれてどーする 桐山零!? ―そして… ふと胸がつまった この子は ―一体 どれだけたくさんこうやって笑顔で気をつかってきたんだろう… そうだ ――解っていたのだ 始めから 「風の向こう」にあるもの それは ただ 更に激しいだけの嵐なのだ ――その答えは あの嵐の中で 自らに問うしか無いのだ なんて寒そうな名前なんだろう 初めて見た時そう思った ――でも その「初めてが」いつがったか思い出せない そのくらいずっと前から あたり前にそこに在った 宗谷冬司 僕たちの国の神様の子供 ―――この家の子なら 棋士を目指す人間なら その美しい駒の持つ価値が 意味が 父の胸の内が 解らないはずが無かった・・・・・・ 解らないはずが無かった 義姉が 義弟が その時どんなに傷ついたかも・・・・・・ うながされるまま 混乱したアタマで必死に 次の一手を探して 探して・・・ ――そして気付いた なめてかかられていた事も そして今になって僕がそれに気付いてうろたえている事も この人は 全部 全部見透かした上で こうして静かに座っているのだという事 一手一手 まるで 素手で殴っているような感触がした―― 殴った肌の あたたかさまで 生々しく残ってる気がする 父さん…… そして僕は… どんなに泣いても苦しくても 決して意志を曲げなかった この小さな勇者に 心の中でもう一度 小さく忠誠を誓った 一手 一手 まるで素手で殴っているような感触がした 殴った肌のあたたかさまで生々しく残ってる気がする 家に こもってからの数日の間 熱にうかされて 僕は 何度も同じ 夢をみた 子供の頃から繰り返しみてきたヤツだ 長い 長い エスカレーターを登る夢 何が怖いという訳ではない ただ 登って 登って 登りつめた そこには 還る道が 無いのだ 自分の中にちょっとでも「逃げたり」「サボったり」した記憶があると「いやだってオレあの時サボったし」って思っちゃってそれができないんです。だから上手く言えないけどそういうの失くしたかった・・って事ですよね (高橋勇介) コメントを残す コメントをキャンセル